暗黒の木曜日

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あき

あき

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ブログを書き始めて2年越えました。
デザインは苦手なので、そのままの状態を使用中。
簿記2級にも無事合格して、お金のことをより細かく見られる様になった“気分”になりつつ、お金と寝ることが大好きな仕事人間です。

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こんにちは、あきです。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

今日はお金に関する話題です。

1929年(昭和4年)の10月24日、ニューヨーク・ウォール街の株式取引所で株価が大暴落し、「世界恐慌」のきっかけとなりました。その日が木曜日だった事も有り、「暗黒の木曜日」(Black Thursday)と呼ばれています。(今年は月曜日ですが)

今日は、この暗黒の木曜日とその関連する日にちについて調べてみました。

世界恐慌の一端

1929年9月4日頃からアメリカの株価が大暴落し、同年10月24日の株式市場の暴落で世界的なニュースとなりました。(これが通称:暗黒の木曜日)

1929~1932年の3年で世界のGDPは推定で15%減少したと言われています。

一部の経済は1930年代半ばで回復を始めていましたが、多くの国は第二次世界大戦終結後まで影響が続いた様です。(ざっくりと15年以上😱)

アメリカの失業率は、23%まで上がったものの、33%まで上昇した国もあった様です。

(引用HP:世界恐慌 – Wikipedia

悲劇の火曜日

暗黒の木曜日は、世界恐慌のスタート地点の様な感じでしたが、その後の市場介入等によりその日の取引終了時には前日の終値まで値を戻しました。

しかし、5日後の10月29日(火曜日)にも、取引開始と同時に「暗黒の木曜日」を超える売りが殺到して、「悲劇の火曜日」(Tragedy Tuesday)と呼ばれ、株価大暴落は1ヵ月間続いたそうです。

人間の心理は興味深いと思いました。

恐らく、当時はこんな感じだったんだろうな…と思いました。

当時は得られる情報も限られていたでしょうし、先が見え難い状況からの不安が更に気持ちを駆り立てていたんだろうと思います。

木曜の夜に相場が戻って、金曜に暴落が無くて安心する。😊

↓(週末を挟む)

月曜日の相場を見守りつつ、暴落がない。🤔

「また、暴落が来る前にここで売らなきゃ!!」と焦って、火曜日に売る😨💦

火曜の相場が暴落する😱

当時に比べると、今の時代は本当に良い時代だと思います。

過去の歴史も振り返れるし、予見されるリスクについて分析するプロの方の話も聞く事が出来るので、当時以上に不安になる要素は少ない所が良いと思います。

勉強しながら進められているという所が、一番不安にならないで済んでいる要因なんだろうと思います。

今の状況と比較してみた

2021年4月にIMF(国際通貨基金)が発表した2020年の世界の実質成長率GDPはー3.3%であり、上記の同じ様に比べる事は難しいですが、それでも当時の方が大変だったろうなと思います。また、失業率は、調べた所で以下の通りでした。

 2020年2021年
アメリカ8.09%5.36%
日本2.78%2.82%

これも、桁が違いますね。😅

世界恐慌当時の1/3程度だったと思うと、まだよいのかと思いますし、アメリカのこの立て直しの早さもやっぱりすごいと思います。日本の場合、悪くもないけど、良くもないという一番中途半端な感じが何だか「いかにも日本らしい」と思ってしまいました。

(日本の場合、数字マジックも有りますが…)

関連する日にち

世界恐慌にあった、“暗黒の木曜日”、“悲劇の火曜日”以外にも関連した日がありました。

Black Monday:暗黒の月曜日  1987年(昭和62年)10月19日(月曜日)です。

成り行き

1987年(昭和62年)の月曜日に、ニューヨーク株式相場が大暴落した事から、それに因んで、「ブラックマンデー」と呼ばれています。

当日は、ニューヨーク証券取引所のダウ30種平均の下落率は22.6%で「ブラックサーズデー」(Black Thursday:暗黒の木曜日)の下落率12.8%を上回り、史上最大の暴落となりました。この影響は翌日東京にも波及し、日経平均株価が3,836円48銭安(14.90%)の過去最大の値下げとなりました。欧州の各市場でも機関投資家の売り注文が殺到、世界同時株安となりました。

それぞれの国がある程度の経済力をつけてきた時代だったからこそ、世界恐慌時より影響が大きかったんでしょうね。日本にも影響があり当時は既に日経平均が2万円を超えていた時代で、1日で4000円近く下がったと言う事を考えると、内心穏やかには居られないと思います。

でも、半年後には回復しているので、当時の日本の経済力が凄いなと感心してしまいます。😲!!

ただ、今の日本で同じ事がおたら…半年でのリカバリーは難しいと思います。😅

(当時の様な経済的な強さが乏しい状況ですから)

感染症での暴落とは違うけど…

今回の様な感染症での暴落とは違いますが、経済的な打撃が長期化しているという点においては同じだと思います。でも、当時の暴落からの復活には時間が掛かったとありましたが、アメリカにおいてはワクチン開発や行動規制の解除、経済活動を優先した政策の実施で早々の復活を果たしています。今は、インフレがとんでもない事になってますが、“必要な事”として国のリーダーが舵を取って進めているという意味では、痛みは伴ってますが経済的回復を早めようとしている証拠だと思います。

それに比べると、日本は…ね😅

さいごに

暗黒の木曜日に因んで、アメリカの暴落相場の日にちの話をざっくりと書いてみました。

当時の経済規模が小さかったから影響は小さい数字で出ているけど、今の世界市場の規模で同じ様な事が起きたら、リカバリーも含めて各国大変だろうと思います。

(とりあえず水曜と金曜は歴史上、安全そうな曜日ですが😂)

今のアメリカの状況を見ていると、暴落とは言わないまでもそれに近しい物が起きそうな気配がしてます。でも、そうなっても今の生活が安全に続けられる様に、お金を守る様な勉強を続けてて行こうと思います。

まずは歴史を知って、過度に不安にならない事が必要だと改めて感じました。😏

今日の一日が、

皆さんにとって幸せなものでありますように。

また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。

あき

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