こんにちは、あきです。
6月は比較的早めに掛けるかと思いきや、いつもと同じ時期になってしまい、「自分に負けた」とちょっと凹みつつブログを書いています。
今月は、頻繁に実家に行くことが有ったので、隙間時間がなかなか取れてませんでしたが、状況が好転しているので、ここから少し書くペースを確保できそうで今から少しほっとしてます。
書きたい内容はストックもしているので(笑)
少しずつ、こちらに残していこうと思います。
目次
運用状況
6月のトータルリターンは、32.22%でした。
先月に比べて変動なく、実質的に“平坦”な感じです。
でも、関税のニュースや世界情勢の緊張状態があったので、今月は下がると思ってました。
だから、ある意味「下がらなかった」と言う所で、改めて面白いと思いました。
トータルリターンがマイナスな時にNISAを始めた自分からすると、情報によりトータルリターンが動いている様な感覚が有りました。
悲観的な情報が多い→トータルリターンが下がる(鬱々してる)
楽観的な情報が多い→トータルリターンが上がる(浮足立ってる)
こんな感じの流れだったので、トータルリターンの変動に“人間味”すら感じてました。(笑)
だから、毎月のチェックが楽しいというのも有ります。
毎日見る事は無いですが、世の中のニュース次第でこの数値が上下することを知ってからは、NISAが若干擬人化して見える事も有ります🤣
(喜怒哀楽の感情が分かりやすい、犬の様なイメージがあります)
新NISAから1年越えてみて
新NISAが始まり1年を過ぎましたが、継続率は52.6%だそうです。(稼働率)
継続保有率でみると、8割超えしているそうです。
途中で投げ出したくなる場面もあったと思いますが「口座解約‼」までには至らず、それを乗り越えたというのはすごいと思います。
(18歳から始められるという点からも、早く始めて小さい金額でも“変動しながら増える”という事を知っている経験値は、大きな糧になると思ってます。)
今まで投資に対して嫌悪感の方が強かったと思いますが、新NISA前の前身である“積み立てNISAやジュニアNISA”に触れたことで、少し意識が変わってきたのかもしれません。
(少なくとも私自身はその1人です。)
積み立てNISAで少額から始めて、マイナスリターンを経験しながらも増える事が分かったから今も新NISAを続ける事が出来てます。
新NISAの弱点・デメリット
新NISAについては、ポジティブな事を書いていた気がします。
だから、今回は逆のことを探してみようと思います。
新NISAの弱点・デメリットを調べたら7つ見つかりました。
①元本割れリスク
投資信託や株式など値動きのある商品が対象なので、元本割れのリスクがある。短期運用や、近年(3~5年くらい)で使う予定資金には向かない。
②損益通算・繰越控除ができない
NISA口座で発生した損失は、他の口座で出た利益と相殺(損益通算)したり、翌年以降に繰り越して控除(繰越控除)ができません。
③投資できる商品が限定される
NISAで購入できる商品は、一定の条件を満たした投資信託や株式などに限られる。自分の好きな商品が無い場合も有るし幅広く投資したい人には不向きな事もある。
④投資額・非課税枠に上限がある
年間の投資上限額(積立:120万、成長:240万 合計360万)や生涯投資枠(1,800万円)が決まっている。その為、それ以上の金額を“非課税”運用できないので、課税口座での運用するしかない。
⑤一人一口座・一金融機関のみ
NISA口座は一人一口座で、同じ年に複数の金融機関で開設・運用はできない。
※移管手続きは可能だが手数料が発生するし、1度でも金融機関で取引していれば、その年は移管できない。(移管できれば、翌年1月からの変更になる)
⑥頻繁な売買には不向き
非課税枠(成長:240万)が限られている為、頻繁に売買を繰り返す投資スタイルには向かない。
※積立枠ではできないし、「買付額」が240万内に収まらないといけない。
※成長枠内で売買した場合、売却しても非課税枠は復活しない。(復活は来年)
⑦満額投資による資金不足リスク
非課税枠を「最短最速で埋める‼」と言う様な周囲と競うスタイルを取ると、生活資金が圧迫される可能性があります。
後悔する人がいるとしたら…
デメリットを踏まえて、新NISAをやると後悔しそうなタイプを考えてみました。
家計管理ができていない人
→①②④⑦が該当
自分の毎月の収支額(生活費)や貯蓄額を把握せずに、投資を始めると資金不足になり後悔します。生活費と貯蓄額が把握出来た上で、毎月の収入でどの程度投資できるかを判断することが必要です。
新NISAのデメリットや仕組みを理解しないまま始めた人
(短期利益を期待している人も含む)
→①~⑦
非課税メリットに注目し過ぎて、元本割れリスクや損益通算不可のデメリットを把握せずに始めると、思わぬ損失を受けて後悔すると思います。
また、新NISAは長期投資(15~20年以上)の制度です。短期間で利益を狙う様な投資スタイルには向きません。“非課税”だけに目が行くと後悔する可能性は高いです。
取扱商品やサービスを十分に比較せず始めた人
→③
事前の情報比較や調査をせずに、最寄りの銀行でNISA口座を開設すると、希望商品が買えないこともあります。(≒取り扱いが無い)
※ネット証券の方が手数料や商品数で有利です
自分で運用判断をする自信がない人(初心者さん)
新NISAを含め、投資は自己判断&自己責任が前提です。
だから、自分で売買タイミングや商品選択の判断するので、自信がない人はまず情報収集&後悔しない程度の少額から投資する方が良いです。
さいごに
今日は、新NISAの経過を報告しつつ、新NISAの裏側(デメリット・弱点)について考えてみました。新NISAは、ポジティブな情報が押し出される傾向が有るし、それによって始めた人も多いと思います。
ネガティブな情報を意図的に拾って不安になる必要はないけど、自分がやっている事の裏側を見る習慣は持っていないと、視野が狭くなると思っています。だから、時にはこうして自分がやって居る行動の“裏”も見て、自分の立ち位置を改めて確認したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。