こんにちは、あきです。
先日、10年ぶりぐらいに逢った友人の事について書きました。
その時に彼女の考え方が、あまりにも同じ年の自分と違う事についての理由を考えてみました。
要因はたくさん有ると思うけど、恐らく要因の1つは『読書』だろうと思っています。
毎回会う度に新しい気づきや勉強になる考え方を教えてもらう事ができる彼女の凄さを、記録に残しておこうと思います。
目次
読書好き
彼女の読書好きは、中学校で同じクラスになった時に気づきました。
昼休みになると読書している姿を見る事が多く、その書籍も見る度大体違うモノでした。
「読書好きなんだろうな…」位には思っていましたが、読むペースの早さを知った時には好きを通り越えて、中毒的な物なのかな?と思う程でした。
「(読書数について)数えたことないけど、月に100冊以上読んでいると思う。」と言われ、部活や勉強の合間でその分量を読むってスゴイとビックリした事を覚えています。
ノンジャンル
学生時代の彼女の読書姿は学校でしか見ていませんが、基本的に小説が多かったです。
だから、小説好きだと思ってました。
でも、当人に聞くと、基本的に雑食で何でも読むそうです。
読みやすいかどうかの差は有っても、嫌いなジャンルというのは無いそうです。
だから、地元の図書館の本については、『ほとんど読んだ』とのことです(笑)
図書館と言っても小さいけど、結構な蔵書数があるハズなのですが、それをほとんど読んだと言えるのも凄いです(笑)
中学自体は、友達同士で本の貸し借りもしてましたが、同じ様な本好きの友達の蔵書も半年くらいで殆ど読み終えてました。💦
彼女ほどのハイスピードで本は読めないですが、私自身も読書は好きです。
時間があると、1日図書館で読んでいられる位なので、自宅近くに図書館があると有難いです。
本好きの真骨頂
彼女と本のエピソードで一番びっくりしたのが、全国統一テスト(旧センター試験)の話です。
受験生で、たまたま同じ予備校に居た私達。
センター前はどうしても話す内容が、試験に偏るのですが、その中でも彼女は別でした。
「センター前日、○○先生の新刊出るんだよね~!!😆💕」
嬉々とした顔で話してくれた姿が、忘れられません。
(テスト前でピリつく予備校のテーブルでそれを言えるのもスゴイ(笑))
試験後に購入するのか聞くと、「それは無理」と一刀両断されて、当日購入の1択だそうです。
買ったら即日読むことが分かっていたので、「試験後の購入」を改めて伝えましたがダメでした。(笑)
試験前日
そして、有言実行してました。
センター前日に予備校に居た彼女のバックには、しっかり新刊が入ってました。
(帰宅したら読むとの事で、センター試験の緊張感はあまりない様子でした)
“好き”な物を前にすると抑制が効かなくなるのは自分も同じなので解りますが、日頃感情があまり表に出ない分、あの時の彼女の表情は本当に嬉しそうでした。
(まさに本の虫とか、活字中毒という部類だと思います)
当時の彼女の中では、試験よりも新刊の優先順位が上だったという所が本当に驚きでしたし、そんなことをするのは彼女位だと思ってました。
でも、大学時代に本好きな別の友人に話したら、「その読みたくなる気持ち、解るわ~🤔」って共感されてました。(笑)
(試験よりも本を優先する人が、彼女以外に居たというコトに驚愕でした)
読書量×思考
驚愕エピソードを持つ彼女の思考は、読書量が影響している事は間違いないと思います。
幼少期から本が好きで、とてつもない量を読んできているから、その分思考が柔軟かつ多面的なんだと思います。
人との会話でも思考を柔軟にすることは出来ますが、1度に話せる人は限られるし、自分から行動範囲を広げないと、中々違った思考には出会えません。
でも、読書は手軽に人の思考に触れる事が出来る機会ですし、1度でとても深い部分まで触れる事も出来ます。
彼女はそういった事は考えて無かったとは思いますが、結果的には脳内にとてつもない人数の知識量と思考量が入っていると思うと、改めて凄い人だと思います。
だいぶ昔のニュースで読書量が減っているという話を眼にしましたが、それはこの話の逆だというコトになります。
個人的にはすごくもったいないと感じてしまいます。
多面的な物の見方は仕事でも活用できる部分が多いし、相手の事を考える時にも恐らく活用できる部分が多いと思います。
自分の好きなテーマや好きな作家さんが居れば、そこから読むのも入り口としては簡単で良いと思います。
さいごに
今日は、先日久しぶりに逢った友人の凄い所について書いてみました。
読書の凄さは将に彼女そのものだと思う所も有り、改めて自分も読書時間をしっかり確保したいと思いました。
動画での情報発信が多くなっている今、「文字」という媒体は読むのが面倒と言われて嫌厭されがちですが、自分のペースで文字を追う事や文字を読みつつ書き手の思いを考えるコトは、本ならではの良さだと思います。
時間効率(タイパ)優先を第一主義にしてしまうと、そういった経験が出来ないので、私自身は読書に対して時間効率は考えない様にして行こうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。