こんにちは、あきです。
今回は、学生時代から時々行っている展示会ですが、去年に続いて参加してきました。
今年は、新しい場所での仕事再開も有りましたが、ちょうどよく休みが開催日にぶつかってくれていたので、参加できました。
開催日が変わっていたら、参加は出来て無かったと思います。
今年は、行動制限の解除後初の開催なので、だいぶ雰囲気が変わっていました。
しかし、今後の参加については、色々と考える要因もあったので、その辺りも書いておこうと思います。
目次
HCR
国際福祉機器展は、2023/9/27~29までリアル展として、東京国際展示場で行われていました。
(Web展は10/30まで開催)
この展示会は、医療介護福祉の現場で活用される機材等の情報展示・発信の場です。
国内外の企業が参加して自社のPRや商談をしたり、研究機関が成果発表をしたりもします。
企業だけでなく、大学などの教育機関も参戦している所が個人的には面白いと思ってます。
毎年それぞれテーマが有りますが、今年は【NextUD JAPAN 2023】というユニバーサルデザインのファッションショー等もありました。
また、アクティビティとして、e-sportsやパラスポーツを体験できるゾーンを作っている等の“楽しみ”が有るスペースが増えていたのが印象的でした。
初めての補助犬ブース
今回初めて補助犬についての情報開示ブースがありました。補助犬になるわんこも来ていて、ふれあいスペースになってました。
補助犬のメインは盲導犬だと思いますが、それ以外の補助犬も居る事をアピールするにはとても良い企画でした。
デモの時間が1日で2回ありましたが、わんこのストレスや疲労を考慮すると、この位が妥当なのかもしれませんが、パネル展示が多く直接話をきくには少し広すぎる印象がありました。
今まで、福祉機器=物でしかなったので、補助犬のブースは視点を変える意味ではとてもインパクトを感じました。補助犬とともに生活している人の話や生活の一部が見られる様な場面が有ると、よりイメージもし易いだろうと思いました。
変化
去年の開催時にも感じた“対企業”戦略は今年も顕在でした。参加する時はだいたい午前中に行きますが、今年は午後参加となりました。
通年だったら、午後は企業同士での商談している場面が多いのですが、会場散策中にそれをしている場所はとても少なかったです。
商談機会が少なかった出展者側では、明らかな手持無沙汰感が見て取れました。(笑)
また、去年との比較でびっくりしたのが参加した企業数です。
今年は、アクティビティブースなどの“広いスペース確保”が必要だったからなのかは分かりませんが、去年まで広いスペースを取っていた企業が居なくなっていました。
企業も無料で参加している訳ではないから、広告費がさけない状況なら取りやめるのでしょうが、今までずっと見てきた社名が消えているのを見た瞬間に本当に驚きました。
企業の収益は増えているニュースは聞いていたし、株価の状況も良い事を考えると“出てこなかった理由”が気になりますが、今年の参加企業数や配置は今までと全く変わった形になっていてそれがとてもインパクト強く残っています。
日による?
来場者の少なさも今年は特に感じました。
私が行った日にちに参加者が少なかった可能性も考えられます。
始めに書いた様に、今年のHCRは【NextUD JAPAN 2023】というユニバーサルデザインのファッションショーを最大の企画としてました。
ただ、これは最終日だけの開催で、閲覧にも申し込みが必要と事前準備が必要なイベントです。私の様に勤務都合がついて出向く様なタイプは、それを狙って行っている訳でないので、来場者の少ない日に当たった事で、来場者数の少なさを感じた可能性が有ります。
(イベント当日の方が人は動くから、商談等も活発になる可能性はあります)
今年のHCRは最終日のイベントを全面押ししていたので、その日に来場者が集結する構図になった可能性は高いと思います。
(最終日は展示時間等は短い事も有り、私は参加した事がありません。)
さいごに
今日は、HCRに参加した感想について書いてみました。
昨年からWEB展も開催となり、リアルと並行しているという点では、地方の人が無理して出てくる必要性が無くなったことで、来場者数が減った可能性は有ると思います。
でも、それ以上に“個人・単体”に向けての情報発信が本当に減ったと感じます。
先程書いた様に、企業を相手にしたPR戦略を取る所が多く、感想としては「個人ではどうしようもない😅」と思わされる様な場面が今年も有りました。
HCRは機材の開発者や当事者も参加しており、“情報収集の場”として利用する人も多いです。だから、その人達からすると、「(個人で活用できる情報が少なく)つまらない」と感じたと思います。
でも、そういった中での補助犬についてのコーナーやパラに関わる体験コーナーは、視点を変えるという意味で、個人的には良かったと思います。
今年の変化に対して、参加者アンケートの結果として来年の見せ方がどう変わるのか気になる所です。
情報収集を目的に参加したHCRでしたが、“見せ方”や“伝え方”についても勉強になりました。
自分の仕事に直結した物ではありませんが、“伝え方”については少し調べようと思える体験ができました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。