こんにちは、あきです。
昨日の積み立てNISAについて書いている時に、まだ分析力は乏しい事を書いていました。
そして、その乏しい中でも“気づく”事が重要だと書きました。
この事は、学生時代に先生方から言われた言葉ですが、要するに“みる”こと。
観察とも言っていましたが、それが大事でそこから“違い・変化”をピックアップできる様になる事が仕事では重要になると教わりました。
仕事で使うスキルを全く違う分野でも使っている事にびっくりしたのと、懐かしく色々思い出したので、それについて今回は書こうと思います。
目次
観察
学生時代、先生方から言われた言葉で印象深いのが【観察】というワードでした。
“知識やスキルが無くても、観察する事は学生でも可能。
学生中に鍛えられれば、仕事を始めて「何もできない」事はない“
と、ことあるごとに言われてきました。
だから、当時の講義では“観察”によるレポートはかなり書いた覚えがあります。😅
そして、それをもとにクラスで共有する事で、自分に無かった観察視点に気づける様なディスカッションをよくやってました。
皆同じ様な立ち位置だからこそ
入学当初、学力的な知識の差は既にあっても、この“観察”スキル自体はほぼ皆一緒の状態でした。同じ動画を見ても、気づく視点は然程多くない所からスタートする感じです。
その中で、私のは断トツで勉強が出来なかったので、この【観察】だけは当時から意識してやってました。このスキルは、日常生活でも磨けるものだったし、気づく視点が増えると『面白い』と感じてました。😁
特に私は、外見上の変化よりも仕草(行動)や声(話し方やスピード)での差が分かる様になりました。
学生当時はこれに気づける様にはなっても、“何に”繋がるのか全く分かっていませんでした。
ただ、観察が身に付いた事で、リスク回避は出来る様になりました。(笑)
そして、仕事を始めてすぐにその“違い”がでました。
職場での話
職場で実際に有った話です。
他の方の代行をする事になった際、
「申し送りするけど、無理しなくていい。難しかったから、お休みにして。」と言われました。
情報確認すると、その方の介入時間にうまく行かなった記述が並んでいました。
(今で言う、介入拒否という状況でした。)
他部署へ確認すると、他部署では問題はなかったとの事で、ご本人の所へご挨拶へ行ってみました。初見だったのですがとても穏やかで好印象。ご挨拶だけして、明日改めて伺う旨伝えてお部屋を出ました。
そして翌日再度伺うと、表情が一変してました。
穏やかさ0で、明らかな不機嫌状態でした。😱?
代行で伺う事を伝えた瞬間からの変化なので、“それ”が地雷なのはすぐにわかりました。
うまく伝えられないからこそ
その方は自分の意志を言葉で伝えるのが難しかったので、雰囲気+顔で示した事はすぐわかりました。だから、私は地雷を踏まずに話を聞きました。
(“観察”のお陰で、地雷回避のまま情報収集が出来ました。)
・自分の体の状態(思う様に動けないもどかしさや悔しさ)
・先々への不安
・コミュニケーションの苦労
これだけたくさん抱えながら生活している中で、更に“言われた”事が不快だったとの事でした。(確かに、年下の人から苦手や苦労している事を、頭ごなしに“やれ”って言われたら…ね😓)
観察のお陰で、言いたい事を察する事も出来るし、その人の言いたい事をまとめるお手伝いも出来ました。
その後、帰り際にはスゴイ良い笑顔で手を振って下さいましたし、その後の代行も問題なく進める事が出来ました。
後日、正規担当の方には、“何でできたの?”と言われました。
しかし、当時の自分は
「観察して、話を聞いて、出来る事からでも良いのでと伝えました。そうしたら出来ました。」
と事実だけ伝えて終わりました。
当時の自分は、観察して介入する事が難しいと思ってなかったからです😅
仕事を続けている中で気づきましたが、この“観察”は同職種でも出来ない人がいました。
(恐らくあの人は、このタイプだったんだと思います)
手応え&応用
あの時は、まだ下っ端時代でしたが、『自分でも役に立てることあるんだ!!』とメチャクチャ嬉しくなったのを覚えています。
スキルを身に付けるにはまだ経験値も少なかった時代で、あるのは体力と熱量(俗に言う、ヤル気)だけの時代。
その中で明らか変化(良い方向へ変わる意味での変化)を作る事が出来た経験は、当時の自分からしても自信になりました。
学生時代に先生方から言われて、少しずつでも続けてきた事がこうして使えるスキルになったと実感できる様になると、仕事が本当に楽しくなります。
あの時の経験を経てから、“観察”は特に意識する様になりました。
おかげで体調変化だけでなく、気持ちの変動にも気づける様になりました。
応用したら、自分が疲れた
気持ちの変動に気づける様になると、コミュニケーションはスムーズになることが多いです。
相手が欲しがっている返答や行動を少し先に取れるようになりました。
相手にとっては快適空間なので話も弾みますが、私は仕事の後疲弊しきってました。(笑)
特に、上記の事はしつつも仕事に必要な情報を得たり、反応も見たりと注意を分散する箇所が多いので、終わるとドッと疲れます😓
担当さんとのやりとりは、時間が限られているし仕事だからできますが、これを職場のスタッフでやり始めたら疲弊しました。そして、退職に至りました。(笑)
やはり、あの技は担当さんにだけの手法であって、職員にまでするモノでは無いです。
職員からはサービス料すら貰っていないのに、無駄に施す必要性もありませんね(笑)
自分を削り過ぎないという意味では、職場のスタッフとのやりとりは、“ドライ”な関係性で十分だと思います。
さいごに
今日は昨日のブログに触発されて、昔話を書いてみました。
学生時代の『観察力』を鍛えられた事で、仕事で自分が初めて『役に立てた』と実感できた事。
また、それを応用する人間を間違えたら大変な目にあったという事から、職場内はドライな関係性で十分だと気づけたことについてです。
今は、分析力を上げる為の1つのツールとして観察を活用していますが、これは十分に役に立ってくれていると思いますし、今後も磨いていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。