こんにちは、あきです。
借りてきた本ですが、面白かったので、読書記録に入れておこうと思います。
勉強の合間に読む本が関連書籍になっているのは、今の自分が“そのモード”になっているせいなので仕方ないですが、簿記の勉強をしていなければ一生関わらなかった本だと思います。
目次
きかっけ
図書館で本を借りようと、棚を眺めている時に見つけた物です。
恐らく、簿記を勉強していて“会計”という言葉に対して、昔ほどの嫌悪感が無かったから手に取れた書籍だと思います。
簿記を始めるまでは、会計という物のイメージ自体が
『1日座って、電卓叩きながら数字とにらめっこしている』
という偏見に近い様なイメージしかなかったからです。😅
(経理の皆さん、すみません)
ただ、今となっては
【どんな分野で仕事をするにも必要だし、知っている事での影響力が大きい】
と多少理解できるようになったから読んでみようと思えたんだと思います。
本の紹介
一週間で会計の基本が身につく本
発売日:2003年1月22日
著者:実藤秀志
20年前だけど
この発売日は20年前ですが、知識的には必要な事は大きく変わりません。
簿記を勉強している人間が読んで『なるほど』と思える内容だから、簿記の知識がある程度無いと読んでいて難しいだろうと感じます。😅(商業科卒の人なら読めるのかも知れませんが…)
簿記の勉強をしていると、出題範囲が数年に1度改訂されています。
聞いた話ですが、以前の簿記3級は『個人商店(事業主)』を想定しての知識を網羅する様な内容だったそうです。(私が今、2級でやっているものです)
そう考えると、この書籍の発売当初は、簿記3級でも読める位だったのかもしれません。
本の感想
『難しいけど、面白い』
というのが、読んでいる時の率直な感想です。
書籍を読んでいる時に分からないワードが出てくるので、その都度調べつつ読んでいるので、かなり遅いです。今、読書記録としてますが、実はまだ読み終えてはいません(笑)
知識が必要
多少の知識があっても、出てくるワードが“見たことない”物が多いです。
書籍は7章で構成されていますが、5章までは何とか読めます。(B/SとP/Lのあたり)
でも、6章のタイトルがが“連結決算とキャッシュフロー表”という段階で詰まりました。
連結決算は簿記2級の学習範囲です。(笑)
この話を20年前に1週間で会計を理解する為に読むとなると、相当ベースの知識が無いと難しいと思います。私としたら、古文書解読のレベルです。(笑)
幸い、3級取得後に手に取っているので半分は何とか読めても、後半は四苦八苦しつつ読む事になりそうです。
発想転換
ただ、簿記2級を受験する事を考えると、この本が“予習”にもなるかな?と思ってます。
書籍の内容的に会計の仕事を一連で教えてくれている本なので、全体的な流れを理解するには有効だと思ってます。
その中にある財務諸表の見方や使い方をざっくりでも知る事が出来たら、2級の勉強での理解も少しはスピードが上がるのではないか?と考えてます。
考え方の整理がより出来た
この本を読んでいて今の時点で1番印象に残っているのがこの話。
負債とは、他人のお金であり、返済が必要。(他人資本)
資本は、自分のお金だから自己資本。
この文章を読んで、凄くスッキリしました。
3級の勉強中も資産の部にある資本金等を、“自己資本”と説明している事が多くありました。
自分としてはいつも、“資本に自己も他人もあるの?”と思ってました。
明確な答えがなく、そこだけは若干モヤモヤしていましたが、この書籍で霧が晴れた様にスッキリと解決しました。
そもそも負債は“自分が負う物”という認識でいたので、資産と対になる関係を理解できていなかった事が判りました。
でも、書籍を読んで負債を“他人のお金”と見方を変えると他人資本と言える事がわかり、負債と資産が言葉的に対の関係性であることを理解できました。
理解できた時の瞬間は、本当に気持ち良かったです(笑)
あの様な体験が今後もできると良いです。
さいごに
今日は、一週間で会計の基本が身につく本の読書記録を書いてみました。
まだ読み切っていないけど、読んでいる途中でのスッキリ体験が気持ち良かったので、先走って書いてしまいました。
後半戦は、苦戦する可能性が高いものの今後の簿記2級の勉強にも繋がる物と思って、少しずつ読み進めておこうと思います。
今日の一日が
皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。