こんばんは、あきです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は、タイトルにもあるこの言葉についてです。
目次
“2日新甫は荒れる”とは
新甫(しんぽ)とは、商品先物取引で新たに始まる月初の取引日。
商品相場発祥とされる格言で、祝祭日等で2日が月初立会日となる場合、相場変動が荒れ易い。
(文章の一部引用:野村証券 証券用語解説集より)
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こう言われる様になった由来や語源になりそうな内容を調べてみました。
…が、検索しても見つかりません。
アノマリーとして出てくるWORDであり、それである以上探しても出てこないと判りました。
アノマリー:明確な理論や根拠がある訳では無く、“当たっているかも”とされる相場の経験則や事象のコト
こういった昔ながら言葉が、現代でも残っているという事が非常に興味深いです。
これらの言葉に影響される人は、今の時代かなり少ないのでは?と個人的には思っています。
しかし、やはり人間だから、少なからず影響されるのでしょうかね?
データツールを使えば、それが起こる確率をかなり正確に出すことも可能だろうし、
過去の常識が、現代において非常識になる事もあるから、一概に信用するのは考えものですが…。
人の心×お金
ただこの投資の世界、お金や資産価値のある物を“人間がやりとりする”という所が面白いです。
人間同士のやりとりになるので、その時必ず“心理的影響”が加味されています。
だから、データ通りの結果にはなり難いのでしょう。
(学生時代から心理学が大好きで、人の行動における感情の機微はとても面白いと思ってます)
言霊の力
オカルト的な話では無いですが、昔から『言霊』という言葉があります。
幼少期から親に
“人の悪口を言うと、いずれ自分に返ってくるから言ってはダメ”
と言って育てられたのは、我が家以外のお家でもあると思います。
これと同様に自己啓発系の本でも、『意図的にポジティブな言葉を使う事で成功に近づく~…』様な事が書かれています。
要するに…
①過去に有ったアノマリーを知る(気になる状態)
②現実に起きた現象(要因は全く別だが、条件が揃ってアノマリーを証明する形になった)
③アノマリーが当たった!!(更に不安になる)
当時は、こういった心理状態だったのかな?
…と思います。
そういった形で、影響を受ける人がいつの時代も一定数いる事で少なからず影響を与えたり、
更なるマイナス要因を招いたりするんだろうなと思います。
さいごに
今日は、“2日新甫は荒れる”といった言葉について調べつつ、自分なりに考察してみました。
結論としてアノマリーの1つで、明確な根拠や由来がある訳ではないといったものでした。
これはこれで勉強になりました。
投資の世界も人間の心情で大きくブレるという事が解り、昔聞いた“株は生き物”と言った言葉を思い出しました。(人が介在する以上、心理的側面は絶対影響します)
リハビリは、人の気持ちを推し量りつつ日々関わる為、心情変化にある程度のアンテナを張り続ける事が必要です。トレードする人達の心理的側面を考えつつ行動する部分では、トレーダーの方や証券マンと言われる方も自分達と同じ様な気持ちなのかな…とか思ったりします。
(個人的な興味として気になります。)
もし、経験がある方はコメントを頂けたらば嬉しいです。
明日の一日が、皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。