こんにちは、あきです。
4月末に書いたブログで、簿記で家計簿をつける為の勉強を始めました。
そこで5月から始めて、日々の買い物を記録しています。
1週間を越えて少し、記録が溜まってきた事も有り、“やっている”感が出てきました。(笑)
簿記を取っても仕事をする訳では無いから、それはスキルがさびてしまうのでもったいないと思って、やってみようと思った事もきっかけではあります。
今回は、簿記を知る前の生活と知った後の生活での変化についてです。
個人的な体験なので、簿記を学んだことで全員が変わる訳では無いです。
でも、自分の中では苦手分野においての“今後の軸になる思考”を得た程の変化だったので、とてもいい体験でした。
目次
簿記を知る前の生活
元々は、2月に取った簿記のスキルを使える様にしたいと思ったのが切っ掛けですが、本来は“経理職”に関わる人が必要とするモノだと思います。
でも、私の場合、簿記を学ぶ切っ掛けになったのが昔からつけていた“お小遣い帳”から派生した家計簿を変えたいという思いからでした。
記録ではあったけど、ちゃんとしたお金の管理は出来てませんでした。
(だから、大枠でしか把握できていない)
簿記を勉強して気づいた事
そして、簿記を学ぶ中で日々の生活内でも必要な思考として、以下の2つを学びました。
➀持ち物を≪資産・純資産・負債≫に分けて考える
②買おうとしている物を≪費用・資産・負債≫に分けて考える
特に、簿記を知るまでは “資産”を買うという意識は皆無でしたし、基本的に生活で使うモノ全てが“費用”的なイメージでしかありませんでした。
逆に負債については、借金というイメージがありました。学生時代に親と奨学金の利用で言い合いになった経験があるので、印象的です。
だから負債の理解はしてたし、基本的に作らない様な生活を意識していました。だた今となってはカード決済が生活のベースなので、それ故カード支払い(=負債)というモノが定期的に付く様になりました。(それでも支払いは、極力一括支払いですが😅)
生活で使える簿記
先程あった、以下の考え方は今でもとても役に立っています。
②買おうとしている物を≪費用・資産・負債≫に分けて考える
定期検診(歯科や内科)に行く事や、長く使える服や靴も考えると立派な資産に繋がる事だと考えられる様になったからです。
長く健康でいられたら、その分医療費は掛からないし自分の好きな生活を思い切り楽しめます。だから、定期検診などの費用は、出て行く金額としては、費用だけど長期的な視点で見たら“資産”になる物でもあると考えられる様になりました。
また服や靴についても、長く愛用出来るものを見つけるコトが出来ると、大切に扱えるだけでなく、“流行り”を追いかける必要性も無くなります。スタンダードな物を選んでおくことで、買い物頻度も減りましたし、毎日の服選びのストレスがだいぶ減りました。
今残っている服達は、俗に言う“一軍選手”です。…というか、1軍選手しかいないクローゼットになりました。(笑)
買い物での自分軸
今となっては、②の思考が自分の買い物の軸になってます。
ファッションセンスも無く、興味が無い者に対しての軸としてはとても分かり易いし、これのお陰で迷いが本当になくなりました。
直接的な簿記の知識が影響した訳では無いですが、生活の軸の1つになった事は間違いないので、こういった形で影響するという事も在り得るという事です。
今思うと、自分にとって苦手な事なのに、“流行りに乗ろうとする”というのは愚行だったと気づけます。好きな事なら、最新情報の受け取りも早いし活用できるから楽しめるだろうけど…。😅
家計簿へ昇華
生活内での買い物行動がだいぶスッキリしてきた事で、今までの家計簿でも項目がシンプルになってきた感じはありました。でも、未だに単式簿記状態だったので資格取得後は少し時間が出来た事も有り、家計簿自体を簿記で表したいと思う様になりました。
思考が整理された分、記録ももっとシンプルで行けるだろうという素人考えでオリジナルでやってみましたが、経理経験が無い分真っ白なエクセルから帳簿を作る事が出来ませんでした。
(そもそも紙面ではなく、エクセルでデータ管理したいと思っていたので、紙の選択肢は全くありませんでした。)
家計簿×簿記
この組み合わせ、エクセルのテンプレにはありませんでした。
寧ろ、エクセルのテンプレにある家計簿は良く解らないものばかりで、見ただけで挫折感たっぷり味わいました。
だから、自己流で真っ白エクセルから票を作ってみた物の、
・仕訳は掛けても週末で集計するとズレる
・資産との残額すり合わせが出来ない
この2つが有って、頓挫…😩
それから暫くは今まで通りで付けていましたがやはり解り難い事のモヤモヤは残っていました。
そこで、“ネットの世界”で先人を探した所、前回ご紹介した先輩を発見した訳です。
【家計管理】エクセルで複式簿記の家計簿を作る方法|第一回:勘定科目リスト | あがぺいブログ (agapei-blog.com)
管理人のあがぺいさんのサイトはまだこのエクセルで簿記の家計簿を作る部分しか読めていませんが、ミールキットを活用したお料理サイトがメインな様です。
前回も書いた様に、簿記で家計簿を付けたいと思う人は、「マニアック」だという事ですが、そのマニアックな事をやりたがっている極少数派がここに居るという事で、今後もこちらのサイトで勉強させて頂きつつ、エクセルでの簿記家計簿を頑張って作ろうと思います。
さいごに
今日は、簿記で家計簿を付けたいきっかけを前回書いたので、簿記を知ってから買い物の仕方が変わっていた事について書いてみました。
全く無自覚な買い物をしていた頃に比べると、今の方が明らかにお金の使い方が上手になっていると実感できます。
簿記の思考と、FPの知識は、本当に世の中の高校生全員が持っていて良いものだと思います。
学生時代にやっていたら良かったな~と後悔してしまいますが、“後悔先に立たず”ですね😅
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。