こんにちは、あきです。
先日、ある人達と一緒に仕事をしている中で決めた事があります。
既に何度か仕事として関わりが有ったのですが、自分のメインの仕事や簿記の勉強などの『自分事』が忙しかった事も有り、その人達との関わりについてあまり意識を向けて考えていませんでした。
ただ、簿記の勉強をひと段落する事が出来、メインの仕事も形になっている状況で、改めて考えた結果がだせたので、その話を書こうと思います。
目次
依頼からスタート
この人たちとの関りは3~4年位前。
元々前職で一緒だった人を経由していただいた御縁です。
私自身その人たちとの関りは殆ど無く、正直認識してないレベルでした。
だから、その人達だけなら初対面位の認識です。
その人から、ある仕事の一部を“手伝ってほしい”との話がありました。
当時の自分としては、似た様な事をやりたいと思っていたから、経験になると思いOKしました。
(今思えば、もっと状況を聞いてから判断する必要が有ったと思います。)
手伝いとは言っても『仕事』だし、経験では有っても依頼事なので、しっかりした形になる様に手を抜かなかったし確認しながらやってました。
(休日も使ってましたが、当時はパンデミックで外出制限だったので特に苦痛ありませんでした)
追加依頼
3~4カ月やった中で、その人たちの行う仕事で、現場参加(特定日に1日拘束される状況)してほしいとの追加依頼がありました。
当初はPC作業だけの手伝いでしたし、何よりこの期間の報酬は無し。(完全ボランティア)
その状況に追加してのことだったので、疑ってました。(これが1回目の不信感)
ただ、その人達の仕事ぶりを現実的に見られる機会でもあったので、結果的にはOKしました。
そしてそのまま1年が経過したので、前回の報酬分と今回の1年分を含めての支払いを伝えると、
「今年1年は経費で出て行った分が多くて、報酬を払えない。来年は出せると思うから」
とのこと。
…???😱
1年半以上のタダ働きです。(不信2回目)
この時点で見限りつけなかった自分が問題だと思いますが、この時は「仕方ない」と受け入れました。
不信感のミルフィーユ
1期目の報酬無に加えて、2期目はPC作業+現場参加で受け取った報酬は…
一番安価なルンバですら買えない金額。
受け取った瞬間、笑えないし、「安く使われた」と実感しました。
現場参加で1日拘束された日は20日を越えています。それ以外のPC作業は自宅と言え、拘束時間も長くこれについては1年中やっていた訳です。
何より、受け取った報酬から現場参加の交通費を差し引いたら、ほぼ手元に残らない(笑)
ヤッパリボランティア扱いだった様です。
この時点で取引終了しても良かったと思います。
言動の不一致
現場参加でその人達の印象として残ったのが、言動不一致です。
これがほぼ毎回有る様な状況でした。(1回の現場で複数回見られることも)
ここでも不信感の積み増しです。
一例
・自分がやらかしたミスで真っ先に他を疑い、見つかっても謝罪しない。
・情報伝達ができてない事で起きたミスを指摘されても、「自分は悪くない」と他責。
・自分の思う様な状況にならないと拗ねる
・仕事に関係ない事をやって、その成果をドヤる
(事業に関係ない事をやってる事って、「私物化」というのでは?)
・方向性の確認をしても曖昧(具体的に説明を求めてもはぐらかされる)
沢山有り過ぎて改めて見ると驚くけど、文字化するとつくづく「終わっている」と実感します。
こう言う事やっていても、世の中的には事業主だからある意味、どんな人でも事業主にはなれるのかもしれません(笑)
良くも悪くも積み重ね
こういった不信の積み重ねによって、自分の仕事に影響が出るとは考えないものなのか?
私の不信に気づいてないのか、気付いて放置なのか分からないですが、この評価を変える様子が無いまま、今回お会いした時も同じでした。
話によると事業拡大される様ですが、素人ながらうまく行くとは思い難いです。
(私の様な)搾取する人間をある程度増やせば、一時的には何とかなっても、続きは難しいのではないかと思います。
少なくとも自分が事業主で何かをするなら、この人達の真逆を取ると思います。
(依頼する側も受ける側)双方が円滑に事を進めるのは大切だと思うし、その配慮は必要です。
どちらか1方が搾取している形は、自覚していようと無自覚だろうとアウトです。
(長続きはしないし、破綻すると思います)
あの人達は、ある意味反面教師のお手本だと思います。
積み重ねるなら良いコトを
あの人たちと仕事をする中で、勉強になった事もあります。
・人を雇う難しさ
・情報伝達の仕方や頻度
・進捗説明でどこまで伝えてどこを省くか。
・情報開示の程度
・方向性
これらを考える意味では、良い教材でした。(やっぱり反面教師)
金銭報酬は少なかったけど、体験という意味では学ぶ価値がありました。
(搾取される側としてのイラつきも経験しました(笑))
また、簿記を学び【労務費】の概念を知った今は、今迄の仕事をしてきた事がより悔しいです。
(労務費の概念は、本当に役立ちます。“役務”というサービス提供に属する仕事をしている人は自分を安く見積もり易いと思うから)
ここ数年、今回の人達以外にもたくさんの人達に逢う事で、自分の意識が大きく変わりました。
人は周囲から影響を受けて変わるものだと思っているから、当初の印象と変わる事も有ると思っています。(自分も現に数年前と思考がだいぶ変わりました)
ま、変わらない人もこうして居る訳ですが。
さいごに
結論として、「取引止めよう」と決める事ができました。(自分が納得した上で)
報酬面もさることながら、自分がどこに納得していないかも明確になりました。
納得できない部分は人によって様々ですが、自分の場合はやはり「信用」なんだと思います。
相手からの信用も無いと分かれば、取引を続ける理由がありません。
数年前の1回目の不信で手を切れば良かったと思いますが、それを決断するだけの自信が無かったのも事実です。
良くも悪くも積み重ねと書きましたが、経験値も積み重ねが大事だと実感します。
経験値を積み重ねたら判断もより早くできるし、傷も浅くて済みます。
(事前回避も出来るでしょう)
今後も色々経験値を重ねては行こうと思いますが、今回の様な悪い経験値の積み重ねは短期間で終わらせようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。