正月の準備をする日

3 min 46 views
あき

あき

このブログは、日常で感じた事や面白かった物、
そしてお金のコトまで
自分の日常や好きな事を書いてます。

頭の整理にも活用している、完全な雑記ブログです。

ブログを書き始めて2年越えました。
デザインは苦手なので、そのままの状態を使用中。
簿記2級にも無事合格して、お金のことをより細かく見られる様になった“気分”になりつつ、お金と寝ることが大好きな仕事人間です。

FOLLOW

こんにちは、あきです。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

今日は12月13日ですが、『正月事始め』という日らしいです。

先日初めてこの言葉を知りました。(人との会話から聴いた言葉で、初耳でした)

昔はこの辺りから正月の為の準備をしたそうですが、今ではこれほど前から準備する事は無いので、ちょっと不思議に感じて、調べてみました。

正月事始め

意味:煤払い(すすはらい)などをして、年神様を迎える準備を始める日

昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣があった。江戸時代中期まで使われていた「宣明暦(せんみょうれき)」では旧暦12月13日の二十七宿は必ず「鬼(き)」になっており、鬼の日は婚礼以外は全てのことに吉とされているので、正月の年神様を迎えるのに良いとして、この日が選ばれた。その後の改暦で日付と二十七宿は一致しなくなったが、「正月事始め」の日付は12月13日のままとなった。

京都祇園では、芸妓や舞妓が芸事の師匠宅やお茶屋を訪れ、あいさつをする習わしが続いている。また、地域によっては12月8日の「御事納め」として正月の準備を始める場合もある。

引用元:正月事始め・煤払い・松迎え(12月13日 年中行事) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳 (zatsuneta.com)

要は、大掃除を始めて新年を迎える準備の日という意味になりそうです。暦が変わったけど、日付のみがそのまま残ったというのは、日本の行事ではよくある事だと思います。(元々使用していた暦が違うから)

それにそれをずらしてしまうと都合が悪い(恐らくは、面倒ということでしょうが😅)ということもあると思います。

確かに、この辺りから新年を迎える準備が出来たら、だいぶゆとりを持って過ごせるだろうなと思います。現代の生活様式では28日の仕事納めまでは難しい所が殆どだと思いますが、当時の日本人の新年に対しての意気込みが凄いというよりも、「それだけゆったりと時間を使って生活していた」と言う様なイメージです。

そういった意味でも、やはり現代を含めてスピード感が重要になっているせいか、今の人達はせかせかしている様な印象を受けてしまいます🤔

当時ほどではなくても、もう少しゆとりのある動きが出来たら、周囲にも柔らかい対応が出来る人は多いと思いました。

煤払い

これは、ニュースで取り上げられることがありますが、“神社仏閣の掃除のこと”だとばかり思ってました。でも、調べたら、大掃除そのものの事を指している事が判りました。

今まで知らずにいた事がだいぶ恥ずかしいですし、この際だからしっかりとこちらも調べてみました。

煤払い(すすはらい)とは古くから続く日本の年中行事のことを指し、いわゆる大掃除のことである。現在でも、神社仏閣においては煤払いと称して歳末の恒例行事となっている。仏像の掃除は「御身拭い」とも呼ばれる。通常の箒や叩き が届かない建物・仏像の高所は、先に笹の葉を付けるなどした長さ数メートルの竹で浄めることが多い。

煤払いは本来、旧暦の12月13日に行われていた。これは徒弟などの奉公人が新年に里帰りできるよう、旅路の時間を考慮して行われていたからである。江戸時代には煤払いを終えると、冬場の重労働後の滋養強壮と長寿祈願を兼ねて「鯨汁(クジラ汁)」が日本各地で食されたことが、数々の川柳や書物、物売りの記録から残されており、その習慣は広く一般に普及していた。

江戸時代(中期以降)の大掃除は、押入れの奥から出てきたり、襖の下張りなどに使われていたのを見つけたりした浮世絵や瓦版を、ついつい読みふけってしまう、といった和やかな一面もあり、商家では、煤払いが終わると誰彼構わず胴上げを行うのが慣わしとなっていた。また、老人や病人、子供など掃除に参加しない者は、掃除を行っていない部屋に退避するか、外出して掃除の邪魔にならないようにしていた。

引用元:掃除 – Wikipedia

日付の理由が深い

日付として12月13日が選ばれている理由に、“徒弟等の奉公人が新年に里帰り出来る様に旅路の時間を考慮”とありますが、これを読んで感心しました。奉公人を受け入れている旦那側(現在の経営者や社長という立ち位置の人達)は、その辺りも考慮して動いていたと思うとやっぱり、従業員相手の事も思いやっていける人が残っていくんだろうと思いました。

こうした記録が残るという事は、これを実践した人達が居てその恩恵を受けて言葉や文章で伝えて行った人たちがいたからだと思います。こういった一面を知る事が出来ると、「日本っていい文化持っている」と改めて気づかされますし、こういった形で歴史を知る事をは“大切”だと言われたら、納得できます。もし仮にこういった形からも歴史を知る事が出来る様な勉強法も有ったら、学生時代にもう少し日本史に興味を持って勉強できたかもしれません。

私にとって学生時代日本史は、年号と出来事を暗記するだけの授業で全く楽しみは感じず、他の勉強していた記憶しかありません(笑)

さいごに 

今日は、正月事始めという言葉を始めて知った事を切っ掛けに、煤払いの本当の意味も知る事が出来ました。やはり、言葉として使っているモノの意味(一次情報という意味で)を知る事は改めて大事なコトだと感じました。

知る事で背景が判ったり、当時では気づけなかった事から興味を持つこともできます。

今日の調べた事を通して、日本史(ほぼ文化史ですが)が少し以前より好きになれました(笑)

また、こうして言葉を調べつつ、文化史側から日本史を好きになるきっかけが有ったらいいなと思います。

今日の一日が、

皆さんにとって幸せなものでありますように。

また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。

あき

あき

このブログは、日常で感じた事や面白かった物、
そしてお金のコトまで
自分の日常や好きな事を書いてます。

頭の整理にも活用している、完全な雑記ブログです。

ブログを書き始めて2年越えました。
デザインは苦手なので、そのままの状態を使用中。
簿記2級にも無事合格して、お金のことをより細かく見られる様になった“気分”になりつつ、お金と寝ることが大好きな仕事人間です。

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA