こんにちは、あきです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は、昨日の十五夜に因んで月見についてです。
こう言った行事ごとは今まで出来ていませんでしたが、今年はちゃんと調べつつ
出来る限り楽しもうと思いました。
月見団子等の準備できませんでしたが、月を眺めつつゆっくり夜を過ごしました。
目次
十五夜について
参照HP:コトバンク:十五夜とは – コトバンク (kotobank.jp)
十五夜とは
・陰暦8月15日の夜ことであり、この夜に月見をしたり年占(としうら)的行事を行っていた事もある様です。
・月見団子や秋の取れた作物・果物などを備え、ススキや秋の花を飾り月をまつる風習の事で、この様な風習自体は、中国にも同様の物が有ります。(豊作祈願の意味合いが有る)
別名:「中秋の名月」「芋名月」
他の中日行事
月の満ち欠けが基準の太陰暦では、満月が生活の折り目となっていました。(分かり易い為)
※現在の暦は、グレゴリオ暦(太陽暦)ですので、旧暦の太陰暦とは1か月程時期的なズレが生じる為、こういった事は『旧暦の〇月●日』や『陰暦の〇月●日』と併記されることが多いです。
月の満月(だいたい、中日)を目印として、全国的に祭事は数多く行われる様です。
一例:
1月15日 小正月(女正月)
2月15日 祈年祭
3月15日 梅若ごと
4月15日頃の例大祭(神社)
6月15日頃の祇園会(ぎおんえ)
7月15日 盆
9月15日 月見
11月15日 霜月祭り
十三夜について
昔、親に「片月見をするものでは無い」と言われたことが有りました。
意味が分からなかったのですが、
簡単にいうと、【十五夜と十三夜を両方しないと縁起が悪い】という意味でした。
差を調べた事は無かったので、本当に片月見をすると縁起が悪かったのかはわかりません。😓
十五夜と十三夜を合わせて“二夜の月(ふたよのつき)”と言って、実家では親がせっせと準備していたのを覚えていますが、詳細は知りませんした。
そこで、十三夜についても調べてみました。
十三夜とは
陰暦9月13日~14日の夜のことであり、今年は、10月8日(土)が十三夜に該当します。
これは日本独自のものらしく、秋の収穫に感謝しつつ月を愛でる意味合いがある様です。
“あと名月”とも言われており、月を愛でる機会を設ける為に作った意味合いがある様で、何とも日本人らしい始まり方だという事も分かりました。(諸説ありますが)
豆名月・栗名月とも言われていますが、備える物については特に決まりが無い様です。
十日夜
陰暦10月10日に十日夜(とおかんや)と言われる行事があります。十日夜は東日本中心の行事らしいですが、西日本では同じ様な行事ごとを“亥の子”と呼ぶそうです。
亥の子は、『亥の月(陰暦10月)の最初の亥の日』から呼ばれている名前ですが、収穫に感謝して来年の豊作祈願(無病息災を祈願)をする点では、ほぼ同じと言えると思います。
今年の十日夜は11月10日(木)だそうですが、本来の陰暦10月10日は11月3日(木)です。理由としては、陰暦と今の暦の誤差で数え直すより、1ヵ月ずらすだけにした方が分かり易い事が考えられます。その為、多くの地域で十日夜は毎年11月10日となっているようです。
この行事は、収穫祭の意味合いが強く、十日夜に見る月が、その年の収穫の終わりを告げるとされています。確かに11月であれば大概の地域は稲の刈り取りも終わり、新米もそれぞれの家庭の食卓に上がっている時期です。😋これを期に冬に入ると言われても腑に落ちます。
また、一部地域では“大根の年取り”と言って、この日に大根畑に入ったり大根収穫、大根自体を食べる事を禁止している様です。
(確かに11月の初旬では、まだ大根を食べるには早い気がします。😅)
土地によって、行事の捉え方も参加の仕方も、禁止事項もそれぞれ特色が有ってとても面白いです。情報共有がしやすくなった現代においても地域差は少なからずあるし、それを大切にして生活している人達も居る事を考えられるいい機会でした。
因みに、
十五夜と十三夜、十日夜が全て晴天に恵まれると、縁起が良いと言われているそうです。
次の十三夜と十日夜での天気を気にしつつ、来年の日本経済が好転して行く事を願いつつ、空模様も見てみようと思います。(笑)
昨夜の十五夜は、お月見に相応しい、本当にきれいな月でした😁
さいごに
今日は、十五夜と十三夜について調べつつ、十日夜についても触れました。
十五夜や十日夜は収穫祭に近い様子が分かりましたが、十三夜は完全に宴機会から始まった事も分かり、とても日本人らしい切っ掛けだったと良く解りました。
(日本人は本当に祭りが好きな民族だと思います😆)
こうして知っている事を改めて掘り下げてみるのも良い勉強になるし、当時よりも自発的に勉強している分楽しかったです。
今回の知識(完全に雑学レベルですが)が、読者の皆さんの会話のネタになったら幸いです。
今日の一日が、
皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。