こんにちは、あきです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は、“学び直し”とか“リカレント教育”とか言わる分野で使える制度を見つけてきたので、
それについてです。
厚生労働省(以下、厚労省)のHPの情報をベースに書いてみます。
目次
教育訓練給付制度とは?
教育訓練給付制度は、主体的な能力開発やキャリア形成を支援して、雇用の安定と就職促進を図る事を目的として、厚労省大臣が指定する教育訓練を終了した際に受講費用の一部が支給されるシステムです。
引用元HP(厚労省):教育訓練給付制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
受けるには?
一定条件がありますが、それを満たせば支給対象になります。
以下のPDFにもフローチャート式で給付の有無が確認できますが、雇用保険の加入期間が1年以上ある事が最低限の条件となる様です。
また、離職後1年以内であれば同様に使用する事が可能です。
※この条件には、パート&アルバイト、派遣労働者の方も対象になります!!
種類もある
教育訓練の種類と給付率:PowerPoint プレゼンテーション (mhlw.go.jp)
この給付制度には3つの訓練タイプがあり、専門実践教育・特定一般教育・一般教育と別れています。この3つには、それぞれ具体的な資格名等がかかれていますが、給付率も違いました。
20~70%の給付率で、高度資格になる程、給付率が上がります。
資格取得にはお金も時間も掛かりますが、こうして国の援助を受けながら勉強できるというのは有難いと思います。😏
専門実践教育訓練
・特に労働者の中長期的なキャリア形成に活用できる教育訓練が対象。
・受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給される。
・資格取得等をし、かつ訓練修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加支給。(ご褒美的な物ですね)
・なお、失業状態の方が初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する場合、受講開始時に45歳未満であるなど一定の要件を満たせば、別途、教育訓練支援給付金が支給される。(通常の通いのみ対象という事です)
特定一般教育訓練
・特に労働者の速やかな再就職及び早期のキャリア形成に活かせる教育訓練が対象。
・受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給される。
一般教育訓練
・その他の雇用の安定・就職の促進に資する教育訓練が対象。
・受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給される。
そもそもどんな資格がある?
ザックリとした一覧表です。
技術系から事務系、IT関連や営業販売系、医療福祉分野等本当にたくさんあります。
先に上げたPDF の資料にも有りますが、約14000講座とのことで、ここでは全て紹介されていません。厚労省HPにも検索システムに飛べるリンクがありましたので、気になる方はそちらも確認してみて下さい。
手続き
まずは、ハローワークで手続きをする事になりますので、ハローワークへ行きましょう。
ハローワークに行って、情報収集する事も大事ですし、
専門実践教育訓練や特定一般教育訓練の場合は、
【訓練前キャリアコンサルティング】という物が必須です。
そして、受給資格の確認をしてもらってから受講の流れになる様です。
基本は、手続き➡受講
専門実践教育訓練や特定一般教育訓練の場合は、受講開始の1ヵ月前までには申請を行う事が必要です。
正式な手順を踏まずに動き出してしまうと、支給対象外になってしまう事も有りうるので、十分な注意が必要です。
さいごに
今日は、教育訓練給付制度についてざっくりと纏めてみました。
自分が今後使うかもしれないと考えていたので、調べていましたが、思いの外活用できそうな要素が多く、とても勉強になりました。
夏の目標にしていた“簿記”も支給対象になっていたので、使うかどうかも具体的に検討できるのでそれも踏まえて引き続き調べて行こうと思います。
もし、キャリアプランを考える上で国の制度を活用して、うまくキャリアアップ出来たら楽しいと思うので、気になる事がある方は、厚労省のHP覗いてみて下さいね。
今日の一日が、
皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。