おはようございます、あきです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は自分が仕事のルールとして考えているコト3つ目についてです。
(他2つは前回、前々回に記載してます)
それは、【提案に留める】こと。
目次
提案に留める理由
仕事歴が長くなると、色々な生活背景を持つ方を担当します。
その中には、壮絶な体験を持つ方もいましたし自分の人生の目標としてみたい人もいました。
そういった方と一緒にリハビリを進める中で、最近特に思うコトがこの【提案に留める】こと。
私の仕事の領域では、自分よりも人生の先輩にお会いする事の方が圧倒的に多いのですが、
担当する皆さんは本当に私たちの話を聞いて下さる方が多いです。
モヤっと…
現在の日本医療では、どうしても治療者(主)と依頼者(従)の関係になり易いです。
当然かもしれませんが、中の人間としては何とも腑に落ちないモヤっと感があります。
『人生の先輩に向かって、いくら正論でも“提案”では無くて、“指示”なの?』
と思ってました。
確かに、医学知識や治療法として確立している事も有り、それを行う事での改善や治療につながる行為とは理解していても最後の選択は本人だと思っているからです。
だから、このモヤっとを改善する事も兼ねて、“提案”主体の方法に切り替えました。
手法を変えてみたら、すっきりした
(生活背景や考えを聞いた中では)、この選択の方が良いです。
ただ、それをするかどうかは〇〇さんが選んでOKです。
この伝え方にしてから、モヤっとはだいぶ解消されました。
やはり、自分の性格的にも“押し付ける”のは相手に対しても嫌な様です(笑)
(因みに提案に対しての返事がNOでも、その理由を聴いて代替案を一緒に考えます)
自分の仕事観
こうして見ると、基本的には相手有りきなのが分かりますし、
コミュニケーションを取りながら進めるのが好きな様です。
私はこの仕事が好きですし、嫌になった事は無いです。
(同僚と比べても珍しいタイプですし、同僚数人は辞めて違う仕事してます)
ここ数年感じるのは、自分のリハビリのスタンス(仕事観)は
この思考は、新人時代だったら分からない感覚です。
(2〜3年目には、“自分が治してる”と驕っている時期すらありましたから(笑))
でも、程よく年数が経つと、いい意味で『勝手に良くなる瞬間』が見えてきます。
これは初体験だと、何が起きたか分からないですが、
「担当さんが自分で治ろうとしている」と分かるようになると、
それに全力で答えるのがリハかなって思えるようになりました。
(この時の手段がスキルであり、知識という訳です)
こうして、相手主体の感覚でリハビリをしていると改めて思います。
【急性期リハ】は、時間との勝負だしリハの技量が物を言うと思うと
自分の仕事ルールとは合わないかな…😅
さいごに
仕事の現場は、他にも色々な領域があるし、直接的なリハビリをしない現場も多々あります。
自分を俯瞰した中で『やりたいこと』が出来る仕事を続ける事が、出来たらいいなと思います。
今日の一日が、
皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。