こんにちは、あきです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
台風14号のニュースを聞きつつ、こう言った自然災害時の小売りや流通、サービス業の対応が変わってきて思う事が有りましたので、今回はこの事について書いてみようと思います。
前提条件ですが、今日のブログの内容は全て私見です。
特定業界を非難するつもりは無いし、必要に迫られ出勤する人達には感謝の意を持っています。
目次
人命優先
以前よりも、【利益優先<人命優先】が行動になったきたと感じます。
これについては、素直に嬉しいです😊
大手のコンビニが計画休業を発表した事や、配送を含めた物流、交通機関も計画休業を出したりしているようです。数年前までは全く考えられなかった現象ですが、人命優先の対策を企業側も持てる様になってきた事自体はとても良いと思います。
物流が1日動かない事で生活が成り立たない事は、現実的に無くなりましたし、自然災害とは言っても台風の場合は先の予測が出来るので、再開目途も立てられる点では、本当に“計画的な休業”だと思います。
危険性が有り、生活者には『命を守る行動を!!』とまで言われている自然災害の最中で、物流や小売りに携わる人がわざわざ危険性冒してまで出勤したり、仕事をするのは矛盾だと思います。そういった指示が出ている地域や周辺地域に対して計画休業で自宅待機なり、避難する選択肢を取れるのはある意味では当然の事と考えます。
それでもガンバル業界はある
自分も携わっていますが、医療・介護関係の場合はそうはいかないと思います。😅
人命優先ではありますが、その相手の命や生活を守る事に携わる業務なので、この場合は勤務表通りに動かざるを得ません。
ただ、業務を安全に遂行できる様な環境を確保する事は、個人では無く雇う側の企業に責任があると思います。だから、そういった有事への準備や対応がなされている事を確認する事は、個人的にとても大切だと思います。それに、仮に問題があり早急に対応できなくても『有事に対応する為の計画』を従業員に説明する事は企業として努力する必要がある点だとも考えます。
社員を守る気概
社会人の経験値が増えてくると、仕事をしている側の視点と束ねる側の視点の双方が育ってくると思います。現に、最近では束ねる側の視点で今の職場を見る事が増えています。その時に、『社員を守るという職場としての気概』について何度か思う事があります。
ソフト面、ハード面どちらの場面でもありましたが、どちらの問題点が起きた時も対処時は、
「状況を確認してから、返答します」
「今は分からないので…」
この返答が殆どで、だいぶ信用が下がってます(笑)
仕事をしている側としては、「信用できない」と烙印を押しますし、束ねる側で見た時は「テンプレ返答は、信用無いです。それ以外で答えて下さい」と思ってます。
“事なかれ主義”と言うのを昔聞いたことがありますが、それだろう思ってます。
これ言ったら、喧嘩になると思うので言いませんが内心はそのものだと思ってます(笑)
少なくともテンプレ解答をやめるだけでも、信頼度は上がると思います。😊
自分が束ねる側になる事は無いので、使う事は無いと思いますが、相手に対して「そういった印象を与える行為」という点では勉強になったので、反面教師として扱おうと思います。束ねる側なら、今回の計画休業を決めた企業の社長さんの様に、気概を見せて欲しいものです。
報道も変わった
一昔前は、わざわざ海のそばで中継したり、暴風雨の中で合羽だけ着せてふらつく女子アナに中継させてましたが、今では建物の中であったり、社屋や駅等のエントラス等の安全な場所を前提に中継する様になりました。あの危険性極まりない中継は、迫力だけが欲しかったのかな?と思う様な印象です。
台風の中で海や川に近づく危険は小学生でも解るのに、なぜ成人した大人がヘルメット+合羽程度の軽装でそんな危険な場所に挑むのか全く分かりませんでした。
あの時代は、報道の業界ではスタンダードだったのだと思いますが、自然災害甘く見ているとしか思えませんでした。😱
今はインスタやTwitterも活用
迫力のある映像は、視聴者を引き付けるし、インパクトが出るので確かに有効だと思います。
でも今では、生活している人たちがアップしているインスタやTwitterでも十分です。
寧ろ、素人の撮る映像の方が、加工やフレームワーク等のこだわりをしていない分、リアルさが伝わると思います。今回見ていた報道でも、一部視聴者映像が使われていましたが、そういった物で伝える事でリアルさは十分だと思います。
報道に携わる人達が危険を冒してまで自然災害に挑むのは、今後もやめて欲しいと切に願います。“リアルさ”や迫力が欲しいなら、他の手段を考えるべきだと思います。
さいごに
今日は台風のニュースを見ている中で感じた事について書いてみました。
人命優先の意識が全ての組織に“大前提”として根付くのはもっと先の話になるとは思いますが、
こう言った報道等を通して、耳や目にする機会が増えて意識を変えていく様なきっかけが出来れば良いと思います。
また、自分も雇用される側の人間である以上、この人命優先を考える場所での仕事が出来る様に動きたいと思います。
今日の一日が、
皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。