こんにちは、あきです。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は、初めて聞いた庁についての話です。
その名も、中小企業庁です。
今まで全く聞いた事が無かった庁名でしたが、ふとした事がきっかけで調べてみたら意外と面白かったです。日頃お世話になっているのは厚労省ですが、こちらは経済産業省の外局として設置されている行政機関でした。経済産業省の外局は他にも、特許庁や資源エネルギー庁がある様ですね。こちらについては、今回あは敢えてスルーです(笑)
目次
きっかけ
これは日本の企業数が気になり、調べてみた事がきっかけです。
日本全体における企業の割合については、今ままで気にした事が無ったのですが、経済的な部分を勉強するに様になり、ふと思った次第です。
日本の企業数
参考HP: 中小企業庁:中小企業・小規模事業者の数(2016年6月時点)の集計結果を公表します (meti.go.jp)
調べて初めて知りましたが、日本における大企業って0.3%しかないんですね😅
殆どの企業が小規模事業者に該当するという事を、この時初めて知りました。
生活していると、大企業に勤める方に会う事が有りますが、本当に希少価値のある人材の一人なんだと解りました。(そりゃ、一般大学生が就活で狙う訳ですね😲)
そして小規模企業者は、法的に製造業その他であれば従業員20人以下、商業・サービス業であれば5人以下の所が全て該当する様です。そうすると、日本の殆どが小規模企業者に該当するのが良く解ります。財力的には大企業の方が有るのは間違いないと思いますが、数で言ったら圧倒的に小規模企業者が多い訳ですから、日本を支えているのはやはり小規模企業者の方々だと思ってしまいます。
データが気になる
併せて中小企業白書・小規模企業白書という物も見てみました。白書自体は厚労省版で見ているので、内容のイメージはある程度あるつもりです。
なおHPにありましたが、“令和3年度中小企業の動向”及び“令和4年度中小企業施策”=中小企業白書といい、“令和3年度小規模企業の動向”及び“令和4年度小規模企業施策”=小規模企業白書というらしいです。(これも初めて知りました)
特色
中小企業白書、小規模企業白書共に、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の流行、原油・原材料価格の高騰などの外部要因を踏まえて必要な取り組み、企業事例を交えて分析した様です。
➀経営環境は感染症の流行や原材料価格の高騰やそれに伴う調達難、また人材不足の供給面の制約もあり引き続き厳しい状況。
②改善策として、
(1)既存事業との相乗効果を狙う様な事業再構築が重要。
(2)ブランド構築や人的資本への投資を始めとした無形資産投資。
・ブランド構築については、コンセプトの明確化や従業員への浸透等も必要。
・人的資本への投資については、経営者が積極的に計画的なOJT、OFF-JTの実施をして、従業員の能力開発を進める。
③小規模事業は事業見直しに積極的であるが、支援機関の役割がより重要。
・課題解決に向け、他の事業者と協業する事や支援機関のネットワーク活用が重要
④分配原資を確保する上でも取引適正化は重要であり、販売先との交渉機会を設ける事が必要であり、デジタル化は新規のビジネスモデル確立にも繋がる可能性が有る事から、取り組みを進める。
⑤支援機関は経営者らとの信頼関係を作り、対話重視の伴走支援を行う事が有効となる。
まとめてみて…
・中小企業、小規模企業ともに厳しい状況であることは変わらないけど、『既存事業×○○』の様な組み合わせで乗り切った所もあるので、工夫次第で変わります。
・経営者は従業員に積極的に関わって、能力開発を!!(人的資本への投資という言葉を使ってましたが…)
・支援機関はもっと企業の話を聴いて、伴走しましょう!
…という、何とも他力本願な内容でした。
正直とても残念ですし、これなら実際データだけ見て分析した方が勉強になると思いました。各企業経営者は存続に向けて、融資の依頼をするのに銀行へプレゼンしたり、仕事の仕方を変えてる様な取り組みをされています。(知人の経営者の方々はまさに皆さんそうです)
それを上記の様にまとめて「報告書」とするのは、いかにも“お役所仕事”だとしか思えなかったです。(ま、現に役所ですけど)
後日、自分で白書内容も全ページ見てみようと思います。
さいごに
今回は、初めて聞いた庁の名前から、日本を支えている企業の割合を知って、ちょっと思考が変わりました。日本をつくる企業の多くが中小・小規模企業者であり、それが全体の8割を超える状況が日本のリアルだという事が解りました。
また、白書のざっくり概要が書かれていたのでまとめましたが、それ自体は余り収穫が得られない物だったので、改めて自分で勉強しようと思った次第です。(笑)
『郷にいては郷に従え』的にHPを読み進めてみましたが、結果的には自分で全文目を通して自分なりの考えを持った方が良さそうと言う物になりました。
これについては、エラーというより【業種が変わっても自分の目で見て、自分の頭で考える必要がある】事に気づけた一例だと考えようと思います。
今日の一日が、
皆さんにとって幸せなものでありますように。
また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。