チューリップバブル

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あき

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こんにちは、あきです。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

今日は、チューリップバブルという、何だかカワイイワードのバブルの話を聞きました。

調べたら可愛さとは裏腹でスゴイ内容もありましたが、勉強にもなる内容でしたので、

この話について書いてみようと思います。

概要

チューリップバブル:1636~37年オランダでおきたバブルのこと。
(因みに、正解で一番記録上古いバブルの事でもあります)

バブルになる前

独立戦争にほぼ勝利の状態のオランダは、オスマントルコからチューリップを持ち込んで、育てた所、たちまちブームに♪

≪切っ掛け≫

➀オランダの厳しい環境でも育つ花だった

②突然変異の起こり易い為、球根の段階ではどんな花が咲くのか判らない。

人々はそれ(突然変異を目に出来る高揚感や刺激)を求めて、色々な人がその物珍しさにチューリップを欲しがる状態になった。

➡結果:次第に高値で取引されるようになった。

※変異の理由は、球根につくモザイクウイルスによるもの。

③モザイクウイルスによる影響回避するには、種から育てる必要がある。

(※種は感染しないので)

➡結果:人気の品種は種から育てる為、更に時間が掛かる。→より付加価値が付く。

その後、球根にもなっていないチューリップが何度も転売される様になり(先物取引)、手形決済されるようにもなりました。

また、国外(フランス)でも需要が高まり、投機的な市場取引が始まりました。

1637年初めには球根1個が国民1人の年収の30~60倍にもなったそうでしたが、現金が要らない手形の先物取引だったので、職種や年齢を問わずに皆が欲しがる様になりました。(歯止めがきかない状況)

バブル崩壊後

1637年2月3日、バブルは突然弾けました。

球根の価格は瞬く間に数十分の1になり、不渡りの手形の山が出来ました。

はじけた要因は色々有りますが…

要因➀ペストの大流行

要因②リスク選好文化の形成

等が言われていますが、どれも確証を得ている物がありません。

バブルが弾けて元の値段に戻った事で投機的に儲けようとしていた人達は、一気に生活が苦しくなりました。それに追い打ちをかける様に、ヨーロッパではペストの流行が始まり、正直「それどころではない」事態になってしまったという事が考えられます。(なんだか、最近これと似た現象を体験している気がします😅)

また、リスク選好文化の形成とは、「リスク(不確実性)をある程度取ってでも、成長しよう」とする考え方の事で、経済成長が起きる時には必要な考え方の様です。

(確かに、現状より成長を望むなら、ある程度の冒険は必要になると言われると納得です。)

当時の人の様子

花が咲くまで分からないドキドキ感(刺激)に対しては、『それを楽しみたい!!』と思う気持ちはあったと思いますが、球根1つ=年収×30~60倍は【明らかに行きすぎ】だと思います。

当時戦争に勝っている状況とは言え、決して順風満帆では無かった当時の人達の事を思うと、

『一晩経つ毎に、値段が上がっている品物がある』『1つ持っているだけで金より高価な物がある』という話を聴いたら、皆挙って欲しがるんだと思います。(将に一獲千金の夢が叶う可能性が有る訳ですから)

調べたサイトにありましたが、貴族や商人だけでなく、使用人や洗濯婦までもが手を出したとありましたので、本当に色々な人を魅了させたんだと思います。✨✨

具体的に計算してみました。

今なら、サラリーマンの平均年収は約430万なので…

430×30~60=12900~25800

…は?😱

チューリップの球根1つに、1.2億~2.5億円!!

市場の供給量に対して需要の方が増えると、価値が高騰するのは分かりますが、高騰し過ぎ!!

これなら、『もう、これ以上の額は払えません。降りま~す😭』と言って、このチューリップ獲得ゲームから降りる人が出てきてもおかしくないと思います。

そして、供給量より需要が減れば、価値が崩壊します。(これが、バブルですね)

一攫千金は目指すものでは無い

今回の事を調べての感想ですが、将に一攫千金は目指すものでは無いと思いました。

何か1つの物に掛けて、一発逆転とか、一攫千金をねらうと言った主旨の行動は、まず一般的な生活をしてきた自分には難しいだろうと思ってます。

そういった事が出来る人は、過去にその失敗をしても立て直せる体力(資金力)が有ったり、目利きが出来るから成功するんだと思います。(ある意味で失敗の経験値だと思います)

一般的な生活をしてきて育ったからこそ、積み立てNISAの様なある程度政府の作った環境をまずは使い倒してある程度の形を作りたいと思いました。

さいごに

今日は、チューリップバブルについて調べてみました。

時代背景や人の心理的な部分が絡むと、

・球根1つの値段が恐ろしい金額になる事

・人の興味が他に移った瞬間にバブルが弾ける

(恐らく時代背景的にペスト流行の影響があったと思ってます)

という事が判り、今後の生活でも生かせるような内容だったことが分かりました。

また、集団心理についてももう少し勉強してみたくなったので、勉強した結果はまたここに乗せたいと思います。

今日の一日が、

皆さんにとって幸せなものでありますように。

また次回こちらでお会いできるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。

あき

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